今日は 連携・連鎖 のお話。
「 根本改善 」 のための大切な部分です。

この仕事をしていると、
日々カラダの奥深さに驚かされます。
特に興味深いのが連携・連鎖。
説明のつかない漠然とした症状を “ 不定愁訴 ” と呼びますが、
多くは神経障害とされ、脳神経や脊髄神経の異常から起こると言われます。
『 左の腰押されてるのに、右の股関節に響く~っ! 』
『 あれっ? 腕ほぐれてきたら肩の痛みが取れた!・・・?? 』
・・・ こんな風に、ある部分を施術していて、別の部分に痛みが飛ぶ
( 関連痛と言います )、触っていない部分の痛みが取れてくるなど、
よく目にする不思議な現象も、多くは神経系の連携の仕業。
良い例、悪い例諸々、似た現象はカラダの何処にでも起こり得ます。
もちろん “ 美容矯正 ” の主役、お顔や頭周りでも同様に。
さて。 遠回りついでに、ここで構造のお話。
脳は頭の骨 「 頭蓋骨 」 に収まり、脊髄は背骨の中を通って、
骨盤の真ん中にある 「 仙骨 」 という骨までつながっています。
脳と脊髄は 「 中枢神経系 」 と呼ばれて、その重要性から
三層構造の膜 ( 外側 = 硬膜 、中間 = くも膜 、
一番内側 = 軟膜 )で覆われ保護されています。
そしてそれぞれの膜のわずかな
すき間を 「 脳脊髄液 」 という
無色透明な液体が、脳と仙骨の間で
行ったり来たりと流れています。
この液体は神経を上記の三層の膜とともに保護しつつ、栄養を与え、
老廃物を回収して新陳代謝を促しますが、顔のすぐ近くも流れるので、
表情を左右する表情筋群にも影響していて、循環が悪くなると血液や
リンパ液と同様、お顔周りにも大きく影響を及ぼします。
この脳脊髄液の循環不良を招くのが、「 硬膜 」のゆがみ、ズレ。
頭蓋骨 ・ 頸椎(首の骨) ・ 胸椎(胸の骨) ・ 腰椎(腰骨)の、
いずれにもわずかなゆがみやズレが生じれば、この中を流れる
脳脊髄液の循環が妨げられる訳です。
以前に触れたカラダの使い方の癖や、食べ物の噛み方、ストレスからの
頭や顔の過緊張などなど、日頃の生活習慣から生じるゆがみやズレが、
頭やお顔周りにとっても、これほど影響を与えるものだということは、
ぜひ押さえておきたいところ。
更に、脳本体も頭蓋骨の中で脳脊髄液に浮く形で保護されている点や、
顔面神経 ( 主に表情を制御する )や、 三叉神経 ( 主に噛む行為を
制御する )などのゆがみによる機能低下は、ひどければ顔面神経痛、
顎関節症さえも引き起こしかねません。
常に同調しています 。
目的はお顔周りの改善であっても、全身に影響する悪い連鎖・良い連鎖
双方を知った上での対策が必要なのは言うまでもありません。
・・・・・ 次回へ



