今日は カラダの連鎖 を、 “ 構造 ” からみてみます。
( ちょっとだけ “ 美容矯正 ” から横道にそれますが。 )
様々な生活習慣が、バランスの崩れを引き起こす・・・。
皆さんは我々に不調を伝えて下さるとき、どんな表現をされますか?
『 右眼が、左眼より大きいって言われたんですけど・・・ 』
『 首の左の、そう、その辺が固まってる感じで・・・ 』
『 今朝起きたら、顔の右半分が持ち上がってしまってて・・・ 』
『 前かがみすると、腰の後ろにズキっとくるのが・・・ 』
不具合や痛みははっきりあるのに、説明ってなかなかむずかしいですね。
でも、カラダの構造自体は、パーツでみるとさほどややこしくはありません。
骨・筋肉・血管・内蔵などなど、割と日常的に耳にしていると思いますので、
少しだけお勉強を・・・。
最初に 骨。 全身では200を超える数がありますが、一般に
「 背骨 」と呼ばれている骨は以下。
① 頸椎 ( けいつい = 首の骨 ) 7個
② 胸椎 ( きょうつい = 胸の骨 ) 12個
③ 腰椎 ( ようつい = 腰の骨 ) 5個
これらが積み木のように縦に重なり、
一番上に ④ 頭蓋骨 ( とうがいこつ = 頭の骨 ) がのっています。
次に 筋肉。 全身では400を超えてありますが、
筋肉をその はたらき で大きく分けると、以下。
① 心筋 ( しんきん = 心臓を動かす )
② 平滑筋 ( へいかつきん = 内蔵を動かす )
③ 骨格筋 ( こっかくきん = 関節を動かす )
このうち、あとで触れる 自律神経 やホルモンで自動コントロール
されているのが ①心筋 と ②平滑筋 で、自分では動かせません。
我々が良く使う「筋肉」「筋力」のことばは、自分で動かせる ③骨格筋
を指します。
そして神経。 先ほどの頭~お尻のあたりまで積み重なった
背骨の筒の中を 脊髄( せきずい = 神経の束 ) が通っています。
この神経の束は、背骨の間から枝分かれして、血管と同じように全身に
くまなく走っており、脳とのやり取りでカラダをコントロールします。
これらを はたらき でみると以下。
① 知覚神経 ( ちかくしんけい = 痛み・熱・寒さなどを感じる )
② 随意(運動)神経 ( ずいいしんけい = 手足を動かす )
③ 自律神経 ( じりつしんけい = 内蔵諸器官や血管に影響する )
・・・ さて。
それぞれの構造では何となく理解できたものの、
これらが連動して機能するので厄介。
たとえば、ヒトが立つ・歩くという動作に使われる筋肉の数は、大雑把に
カラダの2/3と言われます。単純計算で 400×2/3=260 超もの
筋肉が一斉にはたらいて動ける訳で、お互いにカバーし合ってバランスを
保っています。
皆さんが抱える不調も、同じようにカラダのどこか一部分だけで発生して
いるのでなく、しくみ上の “ 連鎖 ” で起きています。
調子が悪い時は悪いなりに、患部の隣近所が連携して助け合ってくれ、
極端な痛み・不具合を発症するのはそれぞれの限界を超えた時。
・・・ きっかけや原因は思い当っても、何で調子悪いんだかよくわからない。
まして改善策や克服方法も知らない。
症状の多くが、不定愁訴 ( ふていしゅうそ = 頭が重い、疲れやすい、
食欲がないなど、特定の病気にまとめられない漠然としたカラダの不調 )
と呼ばれることが多い所以です。
・・・ 次回へ






